2021年10月19日、韓国・ファイナンシャルニュースは「金で買った韓国観光公社の“Feel the rhythm of Korea”シンドローム」と題する記事を掲載した。 https://www.recordchina.co.jp/b883834-s25-c100-d0191.html 記事によると、韓国観光公社は最近2年で、広報映像「Feel the rhythm of Korea」14篇の制作費として計22億6400万ウォン (約2億1900万円)を使用していたことが分かった。また、これをYouTubeなどに広告として掲載する広報費としては、 その約5倍の101億4000万ウォンを使用したという。 「Feel the rhythm of Korea」は韓国の観光名所を背景に、国楽をベースとした軽快なリズムの音楽に合わせてダンサーらが コミカルなダンスを披露する内容で、韓国だけでなく世界からも大きな注目を集めた。韓国観光公社は「この映像が大きな人気を博し、 世界に韓国を知らしめた」と自評し、この映像を企画した職員は「大統領表彰」まで受けたという。 広告の広報費として制作費の約5倍の費用が使われていたことについて、記事は「これではYouTubeのユーザーらが映像を見たのか、 広告を見たのか分からない」と指摘している。また、「9月3日に公開された『Feel the rhythm of Korea』シーズン2(8篇)の場合、 9月10日の海外における再生回数は39万9000ビューに過ぎなかったが、広報費として57億6000万ウォンが執行された1カ月後の 10月11日には2億8万ビューに急増した」とし、「過度な広報費を支出し、広告露出させて増えた再生回数で成果を水増しした との指摘を受けることは避けられないだろう」と伝えている。 これに韓国のネットユーザーからは 「やっぱりね。ショー好きの文政権らしい」「さすがに100億ウォンは多すぎる」「税金で再生回数を伸ばしたということか」 「自分のお金じゃないからよく考えもせずに使うのだろう」「正直、あのダンスはダサかった。そんなにヒットするわけがないと思っていたよ」 など厳しい声が上がっている。